日本発達心理学会 第35回大会
  • 会期:2024年3月6日(水)~8日(金)
  • 会場:大阪国際交流センター
日本発達心理学会 第35回大会
日本発達心理学会 第35回大会

プレカンファレンス

2.順序関係分析の基本と手順と応用例

 第35回大会では、以下の日時・内容にて、「順序関係分析の基本と手順と応用例」に関するワークショップ形式のプレカンファレンス行います。参加者は基本的にZoomにてのオンライン参加となります。実際に、順序関係分析を用いて研究を進めていらっしゃる先生の解説を聞き、研究交流できる絶好の機会ですので奮ってご参加ください。参加される方に、Rを使っての分析をその場で行っていただくわけではなく、手続きや応用例をご覧いただき、ご自身の研究データへの適用可能性をご検討いただければ幸いです。

[日時]
2024(令和6)年2月23日(金・祝)9:00~12:00
[登壇者]
話題提供:
酒井 恵子(大阪工業大学)
順序関係分析の基本と応用例
金綱 知征(香川大学)
Rプログラム(SSRA)を用いた順序関係分析の手続き
香曽我部 琢(宮城教育大学)
順序関係分析と複線径路・等至性モデル(TEM)との混合研究法の試み
企画・司会:
戸田 有一(大阪教育大学)
[趣旨]
 順序関係分析は、心理尺度のなかの二項目間の相関と差からその順序関係を判定し、その尺度で測ろうとする特性全体の意味構造を樹状図に表現する手法です。その手法により、各項目の意味や特性全体の意味構造を、より精緻に考えることができるようになります。たとえば、発達における順序性を記述する手法のひとつとして活用できる可能性があります。
 このプレカンファレンスはワークショップ形式で行い、順序関係分析の基本についてご説明するとともに、Rのプログラム(SSRA)を用いてどのような手順で分析をするのかのデモンストレーションを見ていただき、いくつかの応用例をご紹介します。あわせて、質的研究法のひとつである複線径路・等至性モデル(TEM)との混合研究法の試みに関してもご紹介いたします。
 下記論文をご参照いただきながら聞いていただくとわかりやすいと思います。
 酒井恵子・Takuya Yanagida・松居辰則・戸田有一. (2018). 価値志向性尺度における尺度項目間の順序関係の分析. 教育心理学研究, 66, 1-13.
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep/66/1/66_1/_pdf
[申し込み]
  オンラインにて50名定員で実施します。申し込みは、下記のフォームからお願いします。50名を超えましたら、リンクを閉じさせていただきます。(所属 お名前 メールアドレスのみ)

 メールアドレスが違っていますと、Zoomのリンクが届きませんので、2月20日になってもリンクが届かない場合には、戸田(toda@cc.osaka-kyoiku.ac.jp)までお問い合わせください。* メールアドレスの@マークを半角@に変えて送信願います。