国際研究交流委員会委員長 福山 寛志 (鳥取大学)
2021年度の国際ワークショップと公開講演会につきまして,下記の要領で予定しておりましたが,新型コロナウイルス感染症終息の兆しがみられないため,2022年度に再度延期することになりました。今後の予定が決まり次第,研究情報ニューズ(JSDP NEWS)及び学会ホームページでお知らせいたします。
お招きする講師は,ウィーン大学(University of Vienna)心理学部よりタクヤ・ヤナギダ(Takuya Yanagida)先生,そしてテュービンゲン大学(University of Tübingen)よりリサ・バーダック(Lisa Bardach)先生です。受け入れ担当者は,家島明彦先生(大阪大学)です。ヤナギダ先生は,統計の専門家としてヨーロッパ発達心理学会(European Association for Developmental Psychology: EADP)の学会誌(European Journal of Developmental Psychology: EJDP)で Associate editor(特に発達に関する測定 Developmetrics に関する部分の査読担当)を務めておられます。また,いじめの国際比較研究に関しても多くの論文を執筆されています。バーダック先生は,ドイツ最古の大学のひとつであるエバーハルト・カール大学テュービンゲン(通称テュービンゲン大学)のヘクター心理・教育科学研究所で子どもの適応発達の理解と促進に関する研究を進めておられます。また,教師の認知/非認知特性に関する研究にも取り組んでおられます。
記
◇ 2021年度 国際ワークショップ・公開講演会 (2022年度に延期)
【国際ワークショップ】
Developmental methodology: Data analysis, scientific writing, and publication process
(発達研究の方法論:データ分析から論文掲載まで)
【公開講演会】
Methodological approaches and how they shape research
(方法論的アプローチ:どのように研究を形づくるのか)
講 師:
Dr. Takuya Yanagida, University of Vienna (タクヤ・ヤナギダ博士,ウィーン大学)
Dr. Lisa Bardach, University of Tübingen (リサ・バーダック博士,テュービンゲン大学)
日 時:2022年夏(予定)
場 所:大阪大学 豊中キャンパス(予定)