日本認知科学会「サマースクール2024」のご案内
イベント
日本認知科学会よりサマースクールのご案内をさせていただきます。
日本認知科学会ではサマースクールとして2泊3日での合宿行事を例年開催しております。
このイベントは非会員の皆様(学部生を含む)もご参加いただけます。
今年度は以下に挙げる旅程・スケジュールと講師の先生とご講演内容を予定しております。
ぜひお誘いあわせの上、ご参加いただけますようお願い申し上げます。
【サマースクール2024 ウェブサイト】
https://www.jcss.gr.jp/summer/ssinfo/entry-449.html
詳細はこちらをご覧ください。
1)開催概要
会場: 小田原天成園別館(小田急線・JR東海道新幹線「小田原」駅徒歩3分)
対象: 広く認知科学に興味を持つ学生・研究者。日本認知科学会の会員には限りません。
費用: 若手参加者:参加費21,000円+宿泊費24,000円=45,000円
(先着30名の助成対象者は1万円補助をうけることで35,000円になります)
一般参加者: 参加費27,000円+宿泊費24,000円=51,000円
※シングルルーム利用を希望される場合は6,000円のオプション料金が発生します。
※「若手」とは「年間研究費・グラント(学振員科研費含む)を用いて参加しない学部生、大学院生、任期付きの研究職・技術職に従事する者とします。
※宿泊は2名までの相部屋です。相部屋の部屋割りは事務局にお任せいただきます。
2)スケジュール
(一日目)8月26日(月)
12:30-13:00 受付開始
13:00-13:10 サマースクール開講挨拶
13:10-17:30 世界的にインパクトのある研究テーマをつかむには? (講師:安西祐一郎)
第1講:好きこそモノの上手なれ-40年前に刊行した『問題解決の心理学』(中公新書,1985)が意味する3つのこと
第2講:「好きこそモノの上手なれ」を実践してもトッププロにはなれない―世界トップレベルのAI/認知科学研究者に共通する特徴とは?(カーネギーメロン大学, MIT, スタンフォード大学, エジンバラ大学の経験から)
第3講:学習のAI/認知科学的研究(Anzai and Simon Psychological Review 1979)から中央教育審議会「大学入試改革」(2012~19年)の議論へ
第4講:問題解決のAI/認知科学的研究(Anzai, in Ericsson and Smith(eds.), Toward a General Theory of Expertise: Prospects and Limits, 1991)からAIプロジェクト「東ロボくん」(2011~16年)の議論へ
第5講:知識のAI/認知科学的研究(Anzai, Learning and Interaction: From Cognitive Theories to Epistemology, 2021)から「世界を覆うニセ情報」(2016年~)の議論へ
18:30-20:00 夕食
(二日目)8月27日(火)
認知科学の問題探求の仕方
9:00-10:00 チャレンジプラン 講師:岡田浩之
10:00-12:00 社会的・学術的意義のある研究を設定するには? 講師:川合伸幸
・1.科学技術・イノベーション基本法
・2.バックキャスティングとは
・3.ムーンショットの例
・4.白書を使う
・5.事例の紹介
・6.キーワードから、自身のテーマを設定する(演習)
12:00-13:30 昼食
13:30-17:30 認知科学の「少し」大きな問題を考えてみる(演習)
18:30-20:00 夕食
(三日目)8月28日(水)
9:00-11:45 概念の設計 講師:川合伸幸
1.概念とは
2.概念の種類
3.概念の定義と設計
4.概念工学
5.概念設計の演習
11:45-12:00 クロージング
12:00 終了
3)参加申し込み方法
参加をご希望される方は、下記の参加申し込みフォームよりお申込みください。
参加申し込みフォーム: https://forms.gle/tpSjf2Dn5WG3WQMD6
申し込みの最終段階で参加形態ごとの費用と、入金先口座(認知科学会の銀行口座)、および変更/取消手続きについてご案内を表示しています。
参加費・宿泊費振込先
銀行 ゆうちょ銀行 〇八九支店
口座番号 当座 46158
口座名義 ニホンニンチカガクカイ
※お振込みの際は備考欄に「サマースクール代金」と記載してください。
参加申し込み締め切り: 2024年8月1日(木)