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公開シンポジウム「公認心理師における「教育・発達」的観点の意義と可能性 ―その5:学びの科学の進展と学習支援の課題―」のご案内

イベント

シンポジウム資料
シンポジウム資料は、3月以降、次のURLよりダウンロード可能になる予定です。
https://drive.google.com/drive/folders/10thVj7y_R7ZPTe0cUYI-4vP-JliOMoWk?usp=sharing


公開シンポジウム「公認心理師における「教育・発達」的観点の意義と可能性
―その5:学びの科学の進展と学習支援の課題―」が以下のように開催されます。
参加費は無料で、他学会会員、一般市民、保護者の方々などが参加出来ます。
また、学校心理士、特別支援教育士の資格更新ポイント、日本公認心理師協会「認定専門公認心理師」認定にかかる「テーマ別研修」の単位になります。
ふるってご参加下さい。

■日本発達心理学会第35回大会(2024年3月8日(金)、大阪国際交流センター)
公開シンポジウム
テーマ: 公認心理師における「教育・発達」的観点の意義と可能性
―その5:学びの科学の進展と学習支援の課題―
日時: 2024年3月8日(金)13:30-15:30 (2時間)
会場: 大阪国際交流センター、大ホール
共催:「教育・発達」心理資格連絡協議会、日本発達心理学会
後援: 日本公認心理師協会、公認心理師の会(予定)、日本心理学諸学会連合、日本
心理研修センター
定員: 200名
参加費: 公開シンポジウム(無料)。どなたでも参加出来ます。
資格更新・認定ポイント:
・学校心理士:学校心理士資格更新Aのポイント:受講者1P(A)、
・特別支援教育士:資格更新ポイント;特別支援教育士資格更新規程 第2条Ⅵ領域1
より 受講者:1P
・日本公認心理師協会「認定専門公認心理師」認定にかかる「テーマ別研修」:
【承認番号】23A-0096、【分野】分野共通、【単位】2単位
★資格更新・認定ポイント取得の手続き・諸注意:
①シンポジウム会場入り口の各資格団体の研修受付にて、各資格団体のIDカードを提示し、「用紙」をもらいます。「用紙」に記名し、シンポジウム終了後に受付に提出してください。
②ポイントの発行は、シンポジウム終了後、各資格団体の研修受付にて行います。「用紙」を提出し、「受講証明書」などを受け取って下さい。
③団体の研修ポイントの重複申請は認められません。重複申請があった場合、全ての研修ポイントが無効となります。

【お問い合わせ先】
「教育・発達」心理資格連絡協議会事務局(日本発達心理学会事務局内)
「教育・発達」心理資格連絡協議会Eメール: office●kyouiku-hattatu.com
(ご連絡の際はお手数ですが●を@に置き換えて下さい)

学べること
1.学習の科学の動向と発達・教育支援研究の動向の理解。
2.発達障害児の学習支援の最前線と課題。
3.協同活動としての学習の意義の理解。

【プログラム】
司会:岩立志津夫(日本女子大学)
挨拶:石隈利紀(東京成徳大学、「教育・発達」心理資格連絡協議会代表)
企画趣旨:長崎 勤(実践女子大学、「教育・発達」心理資格連絡協議会事務局長)

<話題提供>
1.基調講演: 学習科学の進展と学びの支援の課題:秋田喜代美(学習院大学、一般
社団法人・日本発達心理学会代表理事)
2.学習支援における教師・支援者の専門性:花熊 曉(一般財団法人・特別支援教育
士資格認定協会・理事長)
3.学習の障害への支援研究のいま:川合紀宗(広島大学、一般財団法人・日本LD学
会副理事長)

<指定討論>
・学校心理学と学習支援:石隈利紀(東京成徳大学、「教育・発達」心理資格連絡協議会代表)
・発達心理学と学習支援:長崎 勤(実践女子大学、「教育・発達」心理資格連絡協議
会事務局長)

<相互・全体討論>
●企画趣旨
新しい学習指導要領では、「主体的、対話的な深い学び」がその基本的なあり方として示されており、「学び」がたんなる固体能力を超えた、共同性・社会性を基盤にした活動であることを強調している。
近年、学習科学(Learning Science) が研究の活況をみせており、「生産的失敗」や「協同学習」などの意義が強調されるようになってきた(ソーヤー編著・森・秋田・他監訳、2018等)。
2022年度の第34回日本発達心理学会での協議会シンポジウムでは、感情・社会性の発達と支援の観点に焦点をあてたが、2023年度はそれらを基盤にした「学び」の本丸に焦点を当てたい。
まず、この間、学習科学の研究や図書の刊行を精力的に行ってこられた秋田喜代美氏から、学習科学の進展と学びの支援の課題について基調講演をして頂く。
インクルーシブな教育において、典型発達児も障害児も、それぞれの発達や特性に合わせた学習支援が求められる。
長年にわたり特別支援教育、また近年は特別支援教育士(SENS)の養成・認定に尽力されてこられた花熊曉氏から、学習支援における教師・支援者の専門性とは何かについて話題提供して頂く。川合紀宗氏からは、学習の障害への支援研究の到達点と今後の展望について話題提供して頂く。
指定討論として、長崎勤氏が発達心理学の立場から学びの支援の課題について議論して頂く。
全体討論を通して、学びの支援方法の今後の展望について、また教育・発達的観点の意義について、参加者とともに議論が深められれば幸いである。
*ソーヤー (編著)・ 森 敏昭・秋田 喜代美・大島 純他(監訳)(2018)学習科学ハンドブック 第二版 第1巻: 基礎/方法論 北大路書房.

日本発達心理学会第35回大会
https://www.jsdp.jp/jsdp2024/