「第10回震災問題研究交流会」開催(2024年3月20~21日開催)と自由報告募集(〆切:2024年1月30日)
イベント
震災問題研究交流会は、2024年3月で通算10回目を迎えます。この交流会は、東日本大震災をきっかけにして企画されたものです。震災の発生直後から日本社会学会の研究活動委員会を中心にして研究者同士の被災現場の調査研究状況などを共有するために震災情報連絡会が設けられ、それを基盤にして第1回の研究交流会が開催されました。その研究交流会はその後の災害発生状況などに鑑みてテーマを拡大しながら、毎年続けられてきました。現在では、日本社会学会内に置いている防災学術連携体担当(連携委員)と、社会学的視点をベースにおいた災害研究をめざす研究集団<震災問題研究ネットワーク>との連携というかたちで開催しております。
近年では、猛威をふるったコロナ禍による生活への広範な影響、ロシアのウクライナ侵略などに伴ったエネルギー不足や食糧不足などの生活不安が続く数年間を経て、いまだ世界的に不安定で先行きが不透明な社会状況が継続しています。さらに、不安定な大気の状況により、台風や集中豪雨などの風水害や土石流災害も頻発しています。本研究交流会では、これまで、東日本大震災に限らず、昨今の甚大な風水害、コロナ禍のなかで顕在化してきた社会課題など、災害と社会との関わりや影響を含め幅広い研究交流を行ってきました。今年度も、災害事象全般に関する報告を受け付けますので、是非下記の要領に従って、一般報告の申し込みをお願いいたします。この交流会では、発表者だけでなく、参加して一緒に討論していただける方、社会学者と一緒に議論してみたい他分野の研究者、行政担当者、マスコミ関係者、災害研究に関心をお持ちの方にも参加していただいております。
本交流会では、研究発表を募集して最新の研究動向を共有する時間を確保するとともに、今後の災害研究に関連する討論の時間もなるべく確保するため2日間の日程としております。形式は、昨今の状況を鑑み、会場での対面を主とし、一部Zoomによる遠隔リアルタイム方式も用いたハイブリッド形式の研究会として開催いたします。
初日の3月20日(水)は従来からの一般報告を中心にした研究報告会を行い、二日目の3月21日(木)は現在進めている科研費プロジェクトの公開報告会を兼ねた企画報告・検討会というかたちを取りたいと思います。
開催日時: 2024年3月20日(水)~3月21日(木) 両日とも10:00~18:00を予定
会場(対面):早稲田大学戸山キャンパス(新宿区)を予定
形式: Zoomによる遠隔リアルタイム形式も取り入れたハイブリット形式
* 時間については、報告者の数などで若干変更することがあります。
* 会場・対面及びオンライン(Zoom)による報告を共に受け付けます。
*プログラムは、決定後に、参加者に連絡し、かつ震災問題研究ネットワークのウェブサイト(https://greatearthquakeresearchnet.jimdo.com/)にも掲載します。
①研究発表・報告者の募集・申し込みについて
本交流会では、社会学および関連諸分野の研究発表を募集します。原則として、一般研究報告は2024年3月20日(水)となります。なお、発表時間などは、報告希望者の数により変動しますので、予めご了承ください。近年は20本前後の報告が行なわれております。これまでと同様、報告の概要をまとめた報告書を後日、作成する予定です。
≪報告の申し込み方法≫
以下リンク先の報告申込専用フォームに、下記の情報をご入力のうえ、お申し込みください。
https://forms.gle/BgKnnhmD39RU7c3h6
(1)ご連絡先(Emailアドレス)(2)筆頭報告者のご氏名(3)筆頭報告者のご所属(4)共同報告者のご氏名・ご所属(5)専門分野(6)報告タイトル(7)報告要旨(150字程度・形式自由)(8)報告の形式(会場・対面orオンライン・Zoomでの遠隔報告)
報告申し込み締め切り:2024年1月30日(火)
②一般参加申し込みについて
以下リンク先の参加申込専用フォームに、下記の情報をご入力のうえ、お申し込みください。
https://forms.gle/Lm9cT6xwqfq5kwm36
お申込みいただいた方には、オンライン参加のためのZoomの情報等をお知らせいたします。
一般参加申し込み締め切り:2024年3月13日(水)
①②共に問合せ先:震災問題研究交流会事務局
office150315dcworkshop●gmail.com
(ご連絡の際はお手数ですが●を@に置き換えて下さい)