発達心理学研究
総目次
発達心理学研究第29巻(2018年)
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原著
- 小川 基・高木 秀明:母親から子どもへのゆるしのプロセスとその特徴:青年期の子どもとその母親を対象とした質的研究
- 高崎 文子:「ほめへの態度」の発達的変化とその関連要因の検討
- 長岡 千賀:発達障害についての記述方法が資料の読み手の態度に及ぼす影響
- 蒲谷 槙介:歩行開始期乳児の不従順行動に対する母親の調律的応答:歩行不可期における応答との一貫性
原著
- 森澤 亮介・吉井 勘人・長崎 勤:自閉スペクトラム症児への協同活動発達支援:パートナーの役割遂行に対する情報提供と要求の習得を通して
- 瓜生 淑子:児童・生徒の慢性的な心身の不調感・不快感の実態とその要因について:小・中学生の大規模調査から
- 西尾 千尋・工藤 和俊・佐々木正人:乳児の歩き出しの生態学的検討:独立歩行の発達と生活環境の資源
- 柳岡 開地・津田 彩乃・西村 知沙:3歳児のスクリプト獲得過程:“朝の用意”場面の短期的縦断観察を通して
原著
- 佐藤 佑貴・金澤潤一郎:母親のADHD症状と養育スタイルの関連:感情調節困難に注目して
- 赤木 真弓:母娘関係が娘のアイデンティティ形成と精神的健康に与える影響:母娘関係尺度の作成を通して
- 浜名 真以:幼児による被害場面における状況評価と感情強度の評価:被害者が自己である場合と他者である場合の比較
- 中田龍三郎・久保(川合)南海子・岡ノ谷一夫・川合 伸幸:高齢者は渋滞時に攻撃性が高まる:運転シミュレーターと近赤外線分光法(NIRS)を用いた研究
特集序文
- (特集責任編集者)木村美奈子・実藤和佳子・鹿子木康弘:発達心理学を世界に発信する:若手研究者の挑戦
特集 原著(依頼) 第1部
- 林 美里:日本の比較認知発達研究を世界に発信する:異文化のはざまで
- 鹿子木康弘・奥村 優子:国際的競争の中で乳児研究を行う:その意義と課題
- 溝川 藍:「日本の発達心理学」の発信:社会的文脈の中の子ども探究
- 藤井 貴之・高岸 治人:子どもの利他行動の発達:日本から発達研究を発信する意義と展望
特集 原著(依頼) 第2部
- 伊藤 哲司:世界に向けた研究対話の展望:「適応」概念の越境を通して考える
- 則松 宏子:日本の発達心理学研究の独自性
- 平小百合:発達研究における海外情報発信と潜在的・顕在的課題についての考察
原著