これまで大会発表論文集購入者・機関（大会参加者含む）に公開していました大会発表論文集を、第37回大会からJ-STAGE^＊1に登録します^＊2。既に学会誌『発達心理学研究』はJ-STAGEに登録しています。それに加えて大会発表論文集も登録することで、より多くの発達心理学会会員の研究活動を、一般の方々に公開します。
　多くの人々に公開することで、学会員が年次大会で研究発表や討論を行い、相互に研鑽し合うことの意義がさらに深まります。また、課題発見・問題提起、萌芽的・探索的研究、そして、教育・医療・福祉活動の根拠や実践を広く社会に提供することが期待されます。
　年次大会での積極的な発表をお願いしますと共に、研究倫理の遵守をお願します。また、研究の妥当性と信頼性は確保されるべきことでありますが、それらに課題や懸念がある場合は、一般の人々への配慮として、論文中で言及してくださいますようお願いします。
　大会発表論文集の公開（J-STAGEへの登録）は大会から約１年後となります。これは発表取り下げがあった場合に対応するためであると共に、大会発表論文集購入者・機関（大会参加者を含む）による情報取得のプライオリティを確保するためです。J-STAGEでの掲載においては、「日本発達心理学会大会論文集」のページに「資料トップ」として、最新大会（前年度大会）のシンポジウム・研究発表などと月間アクセス数ランキングが表示されます。また検索エンジンサイトからキーワード検索で、個々の論文がヒットします。

＊1 J-STAGEは、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が運営する電子ジャーナルプラットフォーム「科学技術情報発信・流通総合システム」です。
＊2 会員に限られますが、学会Webサイトでは過去の大会論文集をご覧いただくことができます。https://jsdp.sakura.ne.jp/wsas/member/annual_meeting.html