発達心理学研究
総目次
発達心理学研究第30巻(2019年)
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原著
- 武田 俊信・小正 浩徳・郷式 徹:
講義内での大学生へのオーガナイゼーション・スキル向上プログラムの効果研究 - 佐々木美恵:
地震・放射線災害下保育における幼稚園教諭の精神的健康:レジリエンス要因として保育者効力感に着目した検討 - 中島 美鈴・稲田 尚子・谷川 芳江・山下 雅子・前田 エミ・高口 恵美・矢野 宏之・猪狩 圭介・久我 弘典・織部 直弥・要 斉・原田 剛志・上野 雄文・皿田 洋子・黒木 俊秀:
成人注意欠如・多動症の時間管理に焦点を当てた集団認知行動療法の効果の予備的検討 - 白井 利明:
中途障害のある青年はどう自己連続性を構築するか:語りの前方視的再構成法による分析 - 岩田 美保:
幼児期の親密な仲間間の「おもしろい」・「楽しい」の感情言及機能:その関係構築に果たす役割に着目した発達的検討
原著
- 廣澤 愛子・武澤 友広・織田安沙美・鈴木 静香・小越 咲子:自閉スペクトラム症の児童と支援者の相互作用プロセス:社会性の育成を目的とした療育場面への参与観察分析から
- 千島 雄太・茂呂 輝夫:小中連携による集団宿泊活動が中学校生活への期待と不安に及ぼす効果:不登校傾向に着目して
- 直原 康光・安藤 智子:別居・離婚後の子どもが体験する父母葛藤や父母協力の探索的検討
- 楠見 友輔:お金の支払い学習における中度知的障害生徒の学習過程と教師のフィードバック:社会文化的アプローチから
原著
- 村井 史香・岡本 祐子・太田 正義・加藤 弘通:
青年期における“自認するキャラ”を介した友人関係と承認欲求・評価懸念との関連 - 折笠 国康・庄司 一子:
中学生の本来感と優越感および学校適応感との関連の検討:本来感と随伴性自尊感情の組み合わせの視点から - 大谷多加志・清水 里美・郷間 英世・大久保純一郎・清水 寛之:
幼児におけるじゃんけんの勝敗判断に関する発達段階の評価 - 小椋たみ子・増田 珠巳・浜辺 直子・平井 純子・宮田Susanne:
日本人母親の対乳児発話の語彙特徴と子どもの言語発達
特集序文
- (特集責任編集者)湯澤正通・森口佑介・土田宣明:「ワーキングメモリと実行機能の発達」
特集 原著(依頼)
- 土田 宣明・坂田 陽子:実行機能の形成と衰退:抑制に注目して
- 湯澤 正通:ワーキングメモリの発達と児童生徒の学習:読み書き・算数障害への支援
- 森口 佑介:実行機能の発達の脳内機構
- 柳岡 開地:乳幼児期における実行機能とルーティンの獲得の相補性―抑制と切り替えに着目して―
- 池田 吉史:児童期における抑制の定型発達と非定型発達
- 佐伯恵里奈:青年期・成人期の認知的柔軟性を支える実行機能
- 蔵冨 恵:刺激反応適合性パラダイムにおける加齢効果:成人期から高齢期
- 湯澤 正通・蔵永 瞳・齊藤 智・水口 啓吾・渡辺 大介・森田 愛子:
児童・生徒用集団式ワーキングメモリアセスメントテストの作成 - 湯澤 美紀・湯澤 正通・蔵永 瞳:
児童生徒におけるワーキングメモリと学習困難:ウェブにおけるアセスメントの試み - 小澤 郁美・湯澤 正通・福屋いずみ・小田 真実・福丸奈津子・梶木 育子・小池 薫:小学校入学時のワーキングメモリが予測する児童の読み書き困難
原著
- 池田 彩夏・魚里 文彦・板倉 昭二:絵本の読み聞かせによる防犯教育の効果の検証
- 藤ア眞知代・杉本真理子・石井富美子:生涯的縦断研究における研究者と協力者との対話的関係性の構築:研究方法の一つの探索モデルとして
- 平井 美佳・長谷川麻衣・高橋 惠子:「子どもの貧困」についての大学生の認識の深化―テレビ視聴の効果―
- 三浦 優生・松井 智子・藤野 博・東條 吉邦・計野浩一郎・大井 学:
自閉スペクトラム児におけるプロソディ表出面についての評価