発達心理学研究
総目次
発達心理学研究第14巻(2003年)
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- 川端美穂:児童が学級のメンバーの差異を捉える視点:個人的構成概念の分析から
- 小森伸子:幼児のかな文字視写を成立させる要因についての検討
- 西川由紀子:子どもの自称詞の使い分け:「オレ」という自称詞に着目して
- 若原まどか:青年が認識する親への愛情や尊敬と,同一視および充実感との関連
- 石野秀明:関与観察者の多様な存在のありよう:保育の場での子どもの「育ち」を捉える可能性を探り当てる試み
- 岡本依子・菅野幸恵・根ヶ山光一:胎動に対する語りにみられる妊娠期の主観的な母子関係:胎動日記における胎児への意味づけ
- 大迫秀樹:虐待を受けた子どもに対する環境療法:児童自立支援施設における非行傾向のある小学生に対する治療教育
原著
- 清水武・根ヶ山光一:棒の長さ知覚課題におけるダイナミックタッチの発達的研究
- 富田昌平・小坂圭子・古賀美幸・清水聡子:幼児による想像の現実性判断における状況の迫真性,実在性認識,感情喚起の影響
- 登張真稲:青年期の共感性の発達:多次元視点による検討
- 赤木和重:青年期自閉症者における鏡像自己認知:健常幼児との比較を通して
- 福田佳織:夕食場面における母親・父親の幼児への摂食促し行動と幼児の情動状態との関連:家族システム論的視点から
- 三好昭子:主観的な感覚としての人格特性的自己効力感尺度(SMSGSE)の開発
- 小野寺敦子:親になることによる人格的変化
- 酒井厚・菅原ますみ・菅原健介・木島伸彦・眞榮城和美・詫摩武俊・天羽幸子:子どもによる親への対人的信頼感:児童・思春期の双生児を対象とした人間行動遺伝学的検討
原著
- 松嶋秀明:非行少年の「問題」はいかに語られるか:ある更生保護施設職員の語りの事例検討
- 小田切紀子:離婚に対する否定的意識の形成過程:大学生を対象として
- 坂上裕子:歩行開始期における母子の共発達:子どもの反抗・自己主張への母親の適応過程の検討
- 小泉智恵・菅原ますみ・前川暁子・北村俊則:働く母親における仕事から家庭へのネガティブ・スピルオーバーが抑うつ傾向に及ぼす影響
- 畠山美穂・山崎晃:幼児の攻撃・拒否的行動と保育者の対応に関する研究:参与観察を通して得られたいじめの実態
- 小松孝至:幼稚園での経験,友だち,保育者に関する母子の会話:話題と子どもの語り方についての母親の報告から
- 長谷川真里:言論の自由に関する判断の発達過程:なぜ年少者は言論の自由を支持しないのか?