日本発達心理学会
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ワークショップ・シンポジウム

2023年度社会貢献委員会 公開研修会

第1回 公開研修会
子どもの発達における家庭の役割

委員長・司会 本郷一夫(東北大学・AFL発達支援研究所)

 日本発達心理学会では、研究の知見を広く社会に還元するため、一般公開型の研修会を行っていきます。第1回では「子どもの発達」と「家庭」の関係について取り上げます。家庭を取り巻く環境が変化し、家族の形が多様化していく中、2023年4月には、こども家庭庁が発足しました。いま改めて、発達と家庭の関係について考える時ではないでしょうか。様々な視点から子どもの発達における家庭の役割について考えて来られた講師を招き、皆さんと共に考えていきたいと思います。

●日 時:12月23日(土)13:00〜16:00
●方 法:オンライン開催(Zoomウェビナー)
●参加費:無料
●定 員:先着500名
第1回公開研修会チラシ(ダウンロードできます)

●申し込み方法
リンク先のフォームから事前参加申し込みをしてください。申込時に入力いただいたメールアドレス宛へ当日のアクセス先URLが届きます。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_YqOcmkXaSveXXCa4fusPRQ

秋田喜代美 (学習院大学)
こども・家庭・地域の共育ち:こどもまんなか社会にむけて

こどもまんなか社会の実現が国の政策として動いています。この動向を解説しつつ、子どもと保護者・養育者との関わりの質について、演者が関与してきた縦断研究プロジェクトの結果を交えてお話します。

根ヶ山光一 (早稲田大学) 
ヒト・家庭・アロマザリング:遠心性から考える

ヒトの子どもは家庭において、母親だけでなく多様な家族とモノによるアロマザリングシステムのなかで育ちますし、また家庭は外の豊かな世界に広く開かれています。それらを「遠心性」の視点から論じてみたいと思います。

日戸 由刈 (相模女子大学) 
ライフスキルとレジリエンスを育む

幼少期から「ライフスキル」(身の周りのこと)に丁寧に取り組むことは、「レジリエンス」(折れない心)を育てることにもつながります。身の回りのことへの取り組みが、どうしてレジリエンスの育ちにつながるのでしょう。その理由についてお話しします。

●問い合わせ: 日本発達心理学会社会貢献委員会公開研修会担当 koukai@jsdp.jp
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