日本発達心理学会

学会沿革

(文中敬称略)
1989年 12月学会設立。
発足時の会員数408名。
1990年 3月28日〜29日第1回大会白百合女子大学にて開催。
それ以降毎年大会開催。
学会誌『発達心理学研究』創刊(年2号)。
1993年 日本学術会議の学術研究団体として登録。
1996年 会員数2,000名を超える。
1997年 『発達心理学研究』第8巻より年3号化。
1999年 日本心理学諸学会連合に加入。
2001年

11月学会連合資格「学校心理士」認定運営機構設立参加。
12月学会連合資格「臨床発達心理士」認定運営機構設立。

2003年 会員数3,000名を超える。
2006年 会員数4,000名を超える。
2008年 『発達心理学研究』第19巻より年4号化。
2009年 12月「教育・発達」心理資格連絡協議会発足参加。
2013年 法人化,事務局移転

*詳細は,以下をご参照ください。

1989年  
12月1日: 東京・学士会館で設立総会を行い,日本発達心理学会の設立が承認される。第1期(初代)理事長として東洋が選出される。発足時の会員数は408名。発足時の委員会は,機関誌編集委員会,経常的研究交流委員会,ニューズレター編集委員会,企画委員会の4委員会である。事務局は,東京都調布市緑ケ丘1-25 白百合女子大学児童文化学科内に設置。
12月5日: 第1回常任理事会が発達科学研究教育センターで開催。
1990年  
3月28日〜29日: 第1回大会(委員長・東洋)を白百合女子大学で開催。参加者は589名(正会員439名,学生会員150名)。
7月25日: 『発達心理学研究』第1巻第1号が発行される。年2号発行。
7月29日〜8月3日: ISSBD発達研究国際ワークショップを発達科学研究教育センターで開催。講師はDr. J. V. Wertsch,Dr. K. A. Dodge,Dr. K. A. Schneewind。
会員数: 923名(12月)。
1991年  
学会賞を設立。第1回受賞は麻生武論文「“口”概念の獲得過程:一乳児の食べさせる行動の研究 」である。
3月29日〜31日: 第2回大会(委員長・藤永保)をお茶の水女子大学で開催。参加者は710名(正会員515名,学生会員161名,非会員34名)。
6月17日: 常任理事会において学会のシンボルマークを決定。
会員数: 1,119名(12月)。
1992年  
NIFTY Serveを利用した研究情報ニューズの提供が始まる。
3月27日〜29日: 第3回大会(委員長・隠岐忠彦,兵庫教育大学)を神戸国際会議場で開催。
会員数: 1,356名(12月)。
1993年  
3月26日: 理事会において第2期理事長として東洋が再選される。
3月27日〜29日: 第4回大会(委員長・依田明)を横浜国立大学で開催。参加者は859名(正会員509名,学生会員158名,非会員192名)。
10月1日: 常任理事会において学術会議への学術研究団体としての登録が承認された旨報告がある。
会員数: 1,526名(11月)。
1994年  
1月:

ニューズレター編集委員会と研究情報ニューズ小委員会が合併し,広報委員会となる。

3月27日〜29日: 第5回大会(委員長・寺田晃,東北大学)を東北福祉大学で開催。参加者は672名(正会員417名,学生会員134名,非会員121名)。
11月8日: 常任理事会においてNIFTYの通信会員は約250名であり,送信先をe-mailアドレス宛に変更することが報告される。
会員数:

1,713名(12月)。

1995年  
3月9日: 理事会において『発達心理学研究』が学術刊行物として認定されたことが報告される。
3月28日〜30日: 第6回大会(委員長・浜治世)を同志社大学で開催。参加者は730名(正会員463名,学生会員134名,非会員133名)。
会員数: 1,849名(12月)。
1996年  
3月27日: 理事会において第3期理事長として東洋が再選される。
3月28日〜30日: 第7回大会(委員長・茨木俊夫,埼玉大学)を埼玉県県民活動総合センターで開催。参加者は863名(正会員501名,学生会員190名,非会員172名)。
会員数: 2,027名(12月)。
1997年  
3月27日〜29日: 第8回大会(委員長・糸魚川直祐)を大阪大学で開催。参加者は926名(正会員510名,学生会員182名,非会員202名,招待者32名)。
3月28日: 総会において『発達心理学研究』は第8巻より年3号発行することが報告される。
会員数: 2,052名(10月)。
1998年  
3月26日〜28日: 第9回大会(委員長・高橋たまき)を日本女子大学で開催。
参加者は1,072名(正会員627名,学生会員218名,非会員227名)。
5月18日: 東洋理事長の日本心理学会理事長就任にともない,1998年7月〜1999年3月の期間,藤永保が理事長代行(第2代理事長)を務める。
会員数: 2,158名(10月)
1999年  
3月27日〜29日: 第10回大会(委員長・荘厳舜哉)を大阪学院大学で開催。参加者は1,158名(正会員669名,学生会員270名,非会員207名,招待者12名)。第4期(第3代)理事長として柏木惠子が選出される。
4月26日: 常任理事会において日本心理学諸学会連合に加入することを決定。
会員数:

2,352名(11月)。

2000年  
3月26日:

理事会において「臨床発達心理士(仮称)」資格制度を制定することを決定。

3月27日〜29日: 第11回大会(委員長・古澤頼雄)を東京女子大学で開催。参加者は1,330名。
3月28日: 総会において「日本発達心理学会として専門職能資格設立に着手する」ことが承認される。
11月30日: 日本発達心理学会監修『心理学・倫理ガイドブック―リサーチと臨床』を有斐閣より出版。
会員数: 2,546名(11月)。
2001年  
1月15日: 常任理事会において学会連合資格「学校心理士」認定運営機構に参加することが決定される。
3月27日〜29日: 第12回大会(委員長・佐々木保行)を鳴門教育大学で開催。参加者は908名。
3月28日: 総会において臨床発達心理士認定運営機構の設立承認。
9月17日: 常任理事会において国立情報学研究所電子図書館サービスに参加し『発達心理学研究』のバックナンバーの表示・印刷を提供することになる。
11月1日: 常任理事会において事務局所在地を白百合女子大学から東京都新宿区西新宿8-5-9-10Aに移転する報告がある。
12月2日: 臨床発達心理士認定運営機構が設立され,初代機構理事長に柏木惠子理事長が就任。
会員数: 2,784名(12月)。
2002年  
3月26日: 理事会において第5期理事長として柏木惠子が再選される。
3月27日〜29日: 第13回大会(委員長・春木豊)を早稲田大学で開催。参加者は1,335名(正会員858名,学生会員372名,非会員105名)。
会員数: 3,119名(12月)。
2003年  
1月13日: 理事会において第5期(第4代)理事長として麻生武が選出される。任期は,前理事長の残任期間(2005年3月まで)。
3月26日〜28日: 第14回大会(委員長・塩見邦雄,兵庫教育大学)を神戸国際会議場で開催。参加者は1,505名(正会員817名,学生会員307名,非会員381名)。
会員数: 3,362名(12月)。
   
2004年  
3月21日〜23日: 第15回大会(委員長・繁多進)を白百合女子大学で開催。参加者は1,832名(正会員1,059名,学生会員289名,非会員484名)。
会員数: 3,563名(12月)。
2005年  
3月26日: 理事会において第6期(第5代)理事長として無藤隆が選出される。
3月27日〜29日: 第16回大会(委員長・小石寛文,神戸大学)を神戸国際会議場で開催。参加者は1,735名(正会員922名,学生会員319名,非会員494名)。
会員数: 3,775名(12月)。
2006年  
3月20日〜22日: 第17回大会(委員長・丸野俊一)を九州大学で開催。参加者は1,526名(正会員821名,学生会員299名,非会員340名,招待者66名)。
会員数: 4,011名(12月)。
2007年  
3月24日〜26日: 第18回大会(委員長・志村洋子,埼玉大学)を大宮ソニックシティで開催。参加者は1,784名(正会員1,042名,学生会員337名,非会員405名)。
5月13日: 常任理事会において臨床発達心理士認定運営機構との業務分離が完了したことが報告され,本会の事務局を移転する方針が承認される。
8月24日: 事務局を東京都文京区本郷2-27-2 東眞ビル7Fに移転。
会員数: 4,027名(12月)。
2008年  
2月17日: 常任理事会において学会創立20周年の企画の一環として出版企画委員会が設置される。
3月18日: 理事会において第7期(第6代)理事長として子安増生が選出される。
3月19日〜21日: 第19回大会(委員長・落合正行,追手門学院大学)を大阪国際会議場で開催。参加者は1,805名(正会員1,021名,学生会員297名,非会員487名)。
3月20日: 総会において『発達心理学研究』は第19巻より年4号を発行することが承認される。
4月1日: 『発達心理学研究』の投稿・審査体制を電子化し,審査の迅速化を図る。審査方針を無欠点主義からインパクト中心主義へ改革する。
10月5日: 理事会で名誉会員の推戴が行われ,東洋,藤永保,宮本美沙子,柏木惠子の4氏が名誉会員になる。
会員数: 4,081名(12月)。
2009年  
3月23日〜25日: 第20回大会(委員長・岩立志津夫)を日本女子大学で開催。参加者は1,548名(正会員1,020名,学生会員281名,非会員247名)。
4月20日: 『発達心理学研究』第20巻第1号が初の特集号として刊行。
会員数: 4,098名(12月)。
2010年  
3月26日〜28日: 第21回大会(委員長・麻生武,奈良女子大学)を関西エリア連合(奈良女子大学,滋賀大学,京都光華女子大学,立命館大学,関西学院大学,甲南女子大学,武庫川女子大学)主催で神戸国際会議場にて開催。参加者は1,648名(正会員1,044名,学生会員357名,非会員247名)。
『発達心理学研究』第21巻第1号より,巻末に広告を掲載。
会員数: 4,282名(12月)。
   
2011年  
4月: (株)新曜社より発達科学ハンドブックシリーズ刊行。
6月2日: 理事会の郵便投票により第8期(第6代)理事長として子安増生が再選される。
会員数: 4,303名(12月)。
   
2012年  
3月9日〜11日: 第23回大会(委員長・氏家達夫,名古屋大学)を東海エリア連合(名古屋大学,愛知学院大学,名古屋市立大学,南山大学,中部大学,岡崎女子短期大学,愛知県立大学,中京大学,愛知淑徳大学,三重大学,金城学院大学,大同大学,椙山女学園大学,名古屋経済大学,名古屋文理大学短期学部)主催で名古屋国際会議場にて開催。参加者は1,781名(名誉会員2名,正会員1,148名,学生会員283名,非会員348名)。
会員数: 4,266名(12月)。
   
2013年  
3月15日〜17日: 第24回大会(委員長・山崎晃)を明治学院大学)で開催。
参加者は1,690名(名誉会員1名,正会員1,075名,学生会員249名,非会員365名)。
5月: 丸善出版(株)より発達心理学事典刊行。
7月: 事務局を文京区本郷7-2-5 平清ビル401に移転。